コラム

鎌倉殿も遺言書があれば?


NHK大河ドラマ 鎌倉殿の13人 毎回目が離せない展開で面白いですね。

頼朝が急死した後、御家人同士の争い、跡継ぎの争い。
平氏打倒で立ち上がった味方同士で戦うことに。
もしも頼朝に遺言書があれば?
ここまで混乱することは無かったでしょう。

頼朝は義経も藤原氏も滅ぼし安心しきっていました。
自分に何かあった場合のことに備えていなかったのでしょう。
頼朝亡き後の順番や体制が決まっていないから、力で決着をつけるしかなかったのです。

遺言書に跡継ぎのことや御家人の序列を決めて、
軍事、財政、外交、裁判(もめごとの裁判)
などを分担すれば鎌倉幕府はもう少し続いたのではないでしょうか。

自営業だけでなく、会社員であっても遺言書があれば
自分に何かあったときに、残された家族間の意見のぶつかり合いを
少しは減らせるのではないでしょうか?