コラム

ジャルジュ家の相続は?

池田理代子先生原作の「ベルサイユのばら」が映画化されました。

50年以上前の作品の最新作はうれしいです。

アニメ、宝塚の劇としても大ヒット

私も当時テレビアニメを見て衝撃を受けました。

フランス革命や登場人物たちの熱い生きざま

アンドレのように女性を守り続けるというキャラクターに好感を持ったものです。

まさか、こんなに年数が経って映画化するとは思いもしませんでした。

さて、ドラマ後半でオスカルは衛兵隊に

「たったいまから わたしは女伯爵の称号と わたしにあたえられた伯爵領の全てをすてよう!」

と宣言してバスティーユ監獄の攻撃に進撃します。

その後、アンドレとオスカルがどうなるかはご存じのとおりです。


オスカルは六女で、姉5人は結婚しているという設定だったはずです。

なので、オスカルが亡くなれば父のジャルジェ将軍が相続することになると思われます。

父親としてはアンドレとオスカルが平民になってどこかで暮らして欲しいという願いがあったのかもしれません。

二人が亡くなったとなれば、姉の誰かとその婿にジャルジェ家を継がせるようにしたのではないでしょうか?

もちろん革命やナポレオン戦争でどのような流転を遂げたかは想像しようがありません。

外伝で、三女の姉オルタンスとその子、ル・ルー・ド・ラ・ローランシーという姪がいました。

遺産はともかく、姉の子の誰かがオスカルの遺伝子を引き継いで欲しいですね。