コラム

エンディングノート

エンディングノート

 

聞いたことがある人は多いでしょう。

遺言書とどう違うの?

おおざっぱに言えば、

遺言書は預金、保険、株、不動産、自動車などの財産を相続人である配偶者や子どもに

「もめないようにこういう風に分けてね」

というものです。

法的効果があります。

中には強制できる書き方もあります。

エンディングノートには法的効力はありません。

なんだ、そんなに緩いのかと思うかもしれません。

でも、残された人たちにとってみれば

書いておく方が親切です。

誰に対してどんな思いでいるのか

貴金属や遺言書や通帳などの書類がどこにあるのか

認知症になったら介護どうして欲しいのか

好きな食べ物は

嫌いな食べ物は

どんな治療を希望するのか

延命治療をするのか

どんな葬儀を希望するのか

スマホやPCのパスワード、写真

見て欲しくないもの、処分して欲しいもの

ペットを誰に託すのか

エンディングノートがないと、残された遺族には何もわからないです。

わからないまま、さまざまな手続きを進めなければなりません。

借金も書いておいた方がいいですね。

人の死は突然来ることもあります。

いつ死ぬかは誰にもわかりません。

遺言書に書けることもありますが、全部書くことは難しいでしょう。

残された人が困らないようにする

最後の思いやり

それがエンディングノートなのです。