コラム

第43回事例研究会「借地法関連の基礎知識について」東京都行政書士会板橋支部

第43回 事例研究会開催のお知らせ | 東京都行政書士会 板橋支部

12月3日、板橋グリーンホールにて
第43回事例研究会「借地法関連の基礎知識について」東京都行政書士会 板橋支部が行われ、私が講師として登壇させて頂きました。

借地法というのは借地借家法の一部で、行政書士の業務に直接結びつくものではありません。
でも、遺言や相続の中で関わってくることがあるのです。

借地法は旧法と新法が混在しています。
新法は大きく4種類の契約形態があります。
不動産の仕事をしている人でも、実務をよく知らないことが多い分野です。
旧法については、「地主からの解約が難しい、更新料や名義変更料の算定が統一されていない、地代の値上げ交渉が大変」など、課題が多い制度です。
旧法新法併せて5つの契約形態があるので、多くの人はよくわからないのです。
また、定期借地権を使った都市再開発や都心の一等地マンションが流行しています。
その一方で70年後の解約時に本当に解体引き渡しが可能なのかという心配もあります。

無料相談会ではたびたび借地のご相談がございます。
今回の講義が皆様のお役に立てることを願っています。